1948-11-29 第3回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
○片島委員 本請願は宮崎縣兒湯郡川南村字通山浜に無集配特定局を新設してもらいたいという請願であります。この部落は全戸三百三十六戸、人口千六百を有する集團部落でありますが、非常に漁業の盛んな所でありまして、通信量は非常に尨大なものに上る見込みであります。
○片島委員 本請願は宮崎縣兒湯郡川南村字通山浜に無集配特定局を新設してもらいたいという請願であります。この部落は全戸三百三十六戸、人口千六百を有する集團部落でありますが、非常に漁業の盛んな所でありまして、通信量は非常に尨大なものに上る見込みであります。
次に五四号、小丸川改修工事國営施行に関する請願、請願者宮崎縣議会議長甲斐善平外一名、紹介議員川野芳滿君、本請願の要旨は、宮崎縣兒湯郡の平野を貫流する小丸川は、全川を通じほとんど無堤防の原始河川で、毎年洪水の惨禍を繰返していたが、ついては國営をもつて昭和二十四年度より本川改修工事を施行されたいというのである。
請願第四号、妻、人吉間縣道を國道に編入の請願、請願者宮崎縣兒湯郡西米良村長佐藤東外六十一名、紹介議員川野芳滿君、本請願の要旨は、宮崎縣宮崎郡廣瀬村より同縣兒湯郡妻町を経て熊本縣人吉市に至る縣道妻、人吉線は、兒湯郡米良地方民の生命線であるばかりでなく、北九州と南九州とを直結する産業、経済、交通上の一大幹線であるが、道路が狹隘でかつ危險であるため交通運輸に大なる支障を來たしている。
○小松委員 本請願の要旨は、宮崎縣兒湯那川南村通山は、漁場としてきわめて優秀で腕利きの漁民は三百を算えるが、漁港がないためその漁獲は本村の住民すら賄いえない現状である、ついては海洋資源の速やかな関発のため本村通山濱に漁港を築設されたいというのである。
○田中專門調査員 宮崎縣兒湯郡東米良村尾八重より吐合に至る路線は、大正五年地元民の自力で着手以來漸く車道としての形を整えたが、岩石の多い箇所は、とうてい貧弱な地元民の力では完成を期することはできない。しかるに本路線は開発道路として産業及び交通上または観光的見地からしてきわめて重要である。ついては該路線の改修工事を速やかに施行されたいというのである。
本請願の要旨は、宮崎縣兒湯郡湯の前と妻とを結ぶ國営バス米良線は、日豊本線との連絡がないためその不便苦痛は言語に絶するものがある。ついては該線を妻より延長して上新田を経て日豊本線三納代駅に直結されたいというのであります。
請願者は宮崎縣兒湯郡都農町の海野萬次郎君外二十九名の請願でありまして、紹介議員は片島港君であります。その要旨は、日豊本線都農驛と美々津驛間との中間にある宮崎縣兒湯郡都農町の部落民は、兩驛へはいずれも遠距離であつて多大の不便を感じているのであります。また農林、水産物の移出には兩驛間とも急坂が多く、車馬による小運送費は非常に上昇しまして、生産費が高くなつておるのであります。
本請願は、宮崎縣兒湯郡都於郡村大字鹿野田字坂ノ下一二二七竹崎博俊ほか三十七名の請願でございますが。請願書に書いてあるような、まことに同情すべき方々が全國にも多數あるかと考えますので、實はかかる方々の將來の救濟等もお考え願つて、そうして委員各位におかれましても、御同情を賜わりたいと切に懇願する次第であります。